Tuesday, September 30, 2014


9月に入るとほんとうに夜が一気に長くなります。
長月とはよく言ったもの、秋の夜長ですね。
他にも菊月、菊見月、稲刈月、寝覚月、紅葉月などと呼ばれる9月も
気付けばもう終わり。

大きな信号2つ、小さな信号2つ、線路を1つ越えて20分。
家の前の道をずっと歩いて行くだけのお気に入りのスーパーで、
「AKANE」という真っ赤なりんごを見つけました。
他のりんごに比べて濃い色をしていて、ついモミジを思い浮かべてしまう。
東京のモミジがこのりんごのように色づくのは
まだまだ先のことなのかな。

今日は美しい秋晴れで、
午後のお日様にウトウトしてしまいます。
こんな日の夕方は空も茜色に染まるのかもしれませんね。

It's rained for several days until yesterday, but the blue sky showed up today,
so I am hoping to see orange red sky before the sunset.

Saturday, September 27, 2014


いつも旅先から葉書を送ってくれる友人の今回の行き先は北京。
どんな景色を見たのかな。
どんな人に会ったかな。
万里の長城には行ったのかしらん。
なんて彼女の旅路を思い浮かべてみる、旅先からの楽しいおすそわけ。

I've received a postcard from a friend who were visiting Beijing.
I'm wondering where she went, what she saw, and whom she met
in the warm air of the old city.

Wednesday, September 24, 2014


インディアンサマーが終わり、あちこちで紅葉が始まっています。
短い秋は今も全速力。
衣替え(といっても大げさな量ではないので20分で終了)が終わったので、
これから少しずつ冬ごもりの支度です。
秋から冬にかけてはいろんなものを磨いていくのが好きなので、
手始めに木のまな板やスプーンなどの木製ツールからはじめることにしました。
そこでまずはウッドバター作りから。
折り込みにレシピを載せてみました♪
ウッドバターは木の小物や家具にも使えてとても便利。自己責任ですが。
使うのも、バターに直接指や布が触れないようにきれいなスプーンなどですくって、
布でのばして拭いて乾かすだけと簡単なんです。
そして最後に自分の手にもバターをぬりこめば、指先すべすべで一石二鳥。
簡単にできることだけど、つい忘れがちになってしまうので、
思い立ったときが何とやら、です。
でもやるのとやらないのでは大違い。
しゃもじなんて劇的に喜んでくれて、ご飯粒を付きにくくしてくれて。
お店で売っている木製用のポリッシュでもいいのかもしれないけれど、
自分でバターを作るという過程も楽しくて。

ジュエリーは今月中に、
革物と金物のお手入れは来月になったらしようかなと思っています。

I made wood butter and took care of my wooden goods.
(You can find many recipes of wood butter or wood oil... etc. online.
There are recipes using mineral oil, but I like coconut or other edible oils for mine(^ ^))

Monday, September 22, 2014


日本独特の色味っていいなあって思うけれど、
小豆色でも藍色でもうぐいす色でもなく、
言葉に表せないニュアンスのグレーを選ぶそのセンスが素敵。
先生のお土産なのですが、私も大好きなお店の包み紙です。
ネズミ色や灰色ともちょっと違うグレー。
このサイトで調べてみると、
絹鼠、薄梅鼠(うめねず)、枯れ野色、潤色(うるみいろ)...
そんな感じのグレーのようです。

A gift from my teacher.

Saturday, September 20, 2014


「私の愛は増すばかり」という南天の花言葉は
主人に対する私の気持ちそのもの!
なんて思った5回目の結婚記念日。
ディナーにはポークリブと普
段と変わらないメニューだけれど、
白いテーブルクロスに大好きな食器を並べたら、
普段よりも特別なテーブルの出来上がり。
薄いティファニーブルーと
プラチナで縁取られたリムが美しい食器は
1年目の記念日に主人と一緒に選んだ
ウエッジウッドでヴェラ・ワンのデザインです。
当時ペアでセットになるように
サイズ違いのプレートとカップ&ソーサーを
2つずつ揃えたのでした。
なので記念日にはこの食器で、
がお決まりになっていて。
それから今年は、私も主人も新しい年代に突入、
引っ越しと、とてもキリが良いので、
特別な時まで取っておこうと決めていたワインをあけました。
ハネムーンで行ったオルヴィエートで買ってきた白。
スーパーで安く買ったワインとは思えないほど
フルーティで爽やかで美味しくて、
雨で濡れたレンガ道から見た、
緑が美しいウンブリアの情景を思い出していました。
付き合い始めてもうすぐ10年、
式を挙げてもう5年。
時が経つのが早すぎて、毎日のように、
もっと時間がゆっくり動いてくれると
いいのになぁって思ってしまう・・。

そんな木婚式の今年は、
この先の人生に
しっかりと根を張っていけるよう祈ります。

"On our fifth anniversary,
I'd like to tell you that my love to you increases each day."

Tuesday, September 16, 2014


バッハばかりを聞きはじめて1年と3ヶ月が経ちますが、
まったく飽きない。
それどころかバロック音楽の世界に
更に引き込まれてしまっています。
通いはじめて何年経つのかな、
クラシック音楽専門のレコード屋さん
(CDももちろん売っている)で
いつものようにバッハコーナーを漁ったあと、
ふと思い立ってアレクサンドル・タロー氏の弾く
ラモーのアルバムも買ってみました。
彼はチェンバロではなくてピアノ。
バッハでも、チェンバロの演奏が独特な
音の弾け方で好きだなって思うけれど、
ピアノのバロックも
か細いゴールドのチェーンを巧みに操って
空中で絵を描いているような
そんなイメージが浮かんできて素敵です。

ところでレコード屋さんのおじいさんとは
お店が空いているときに
ちょっぴりおしゃべりするのだけれど、
私が差し出すCDを見て、
大抵いつもいいもの選んだねと
言ってくれるのが嬉しいのです。
音楽は好きだけれど博識ではないので、余計に。
この日はお気に入りのコーヒーショップの
キャンバスバッグを肩にかけていたのですが、
そのロゴを見て、ここ美味しいの?
どこにあるの?と聞かれたので、
コーヒーもチョコレートもすごく美味しいですよ。
お店も歩いて5分くらい。
と答えたら、
君の答え方で
どれほど美味しいのか想像つくよと笑っていました。
楽しいおじいさん。

I found out myself really enjoying the music pieces from Baroque era.
Today, I was with Rameau.

Monday, September 15, 2014


久しぶりにエミリー・カーの絵を観に。
友人に送ろうと面白い形の木がモチーフのものを数枚、
それから「木の上」というタイトルのポストカードを自分に買いました。
見る度に夏の思い出を呼び起こしてくれそうな濃いブルーの空。

I love this deep blue sky that can remind me of the good memories of summer.
"Above the Trees" by Emily Carr.

Tuesday, September 9, 2014


海外暮らしの私ですが、
幸運なことに日本の芸道のひとつである香の世界に触れています。
前回のお稽古では秋の草花の話になり、
はじめて「尾花」が「すすき」のことだと知りました。
「幽霊の正体見たり枯れ尾花」ということわざがあるけれど、
いつも枯れ尾花ってなんだろうと思っていたので、その正体がわかって嬉しい。
尾花、しっぽの花。
なんでも動物(狐や狸)のしっぽのように見えるからということで
そういう名前がついたそうです。
ススキ、薄、芒。
秋を知らせ、風に靡き、月に映えるススキは、
今の時代でも暮らしに風情を添えてくれるのでしょうね。
でももう野生のススキなんて、あんまり生えていないのでしょうか。
昨日は十五夜でしたね。
昨日の月、こちらではハーベストムーンと呼ばれていました。

Did you see the Harvest Moon last night?

夏の日差しでぐんぐん育った植物で犇めく庭には
たまにお隣さんの猫も訪ねて来て、何だか賑やか。
もっと涼しくなったら手入れをはじめないとと思いながら、
リネンの生地でクッションカバーを作っていました。

A very simple thing like changing the couch cushions makes me happy.

Saturday, September 6, 2014


習い事でバンクーバーへ行った日は3時間近く予定が空いていたので、
雑貨屋さんや生地屋さんを回ったあとに
お気に入りのコーヒーハウスにも立ち寄りました。
(コーヒーだけでなくチョコレートもすごく美味しいんです。)
そんなお店で買ってきたコーヒー豆は週末の朝用。
忙しい平日の朝にボタンを押すだけのコーヒーメーカーで作る一杯ではなく、
他のことをなんにもしないで、
コーヒーだけのためにお湯を沸かし、準備して、
コーヒーがポトポト落ちる音を聞きながら待つのが、特別でいいんです。
だから静かな休日の朝に。

I like to make coffee using freshly grounded beans from my favourite shop
for quiet weekend mornings.

先週のことですが、
まだ住みはじめて1週間ちょっとの家の中を片付けるには
誰かに来て頂くのが一番の近道かなと思い、
近況報告を兼ねて
家探しでお世話になった友人をふたりお招きしました。
前夜にいちじくのケーキを焼いている間、
きれいにしなければならない玄関横の花壇をどうしようか考えながら、
お二人にお渡しするブーケも束ねて。
ケーキを焼いたのに何故かランチは和食にしてしまいましたけれど、
はじめてのお客様(義兄など家族を除く)にも楽しんで頂き、
なんとか新しい生活に馴染んでいるところです。

We had the first guests in our new place last week.

Monday, September 1, 2014


Nature's first green is gold,
Her hardest hue to hold.
Her early leaf's a flower;
But only so an hour.
Then leaf subsides to leaf,
So Eden sank to grief,
So dawn goes down to day.
Nothing gold can stay.

"Nothing gold can stay" by Robert Frost



先週は主人のお誕生日だったので、
以前のオーナーさんが庭で育てていたバラを飾りました。

Happy birthday to my love.