Friday, November 29, 2013


グリーンを集めに森へ行ってきました。
似たような木がたくさんあるので確かではないのですが、
これはたぶんヘムロック(ウェスタン)なのではないかと・・
この葉っぱ、乾燥するとポロポロすぐ葉が落ちてしまうため
霧吹きしなくちゃならないのですが、色合いはとてもきれいです。
デコレーションを施す前の、このグリーンだけのままがいちばん好きかも。
今年はリースなどをたくさん作ることになっているので、
他のグリーンを探しに、クリスマスツリーのファームへも行ってみようと思います。
どの種類のグリーンがいちばん持つのかなどを研究できたらいいな。

それから今日は国際用のカードとギフトを出してきました。
今年のクリスマス切手はクロスステッチのモチーフです。

I have gotten back with green boughs from woods. 
There are a lot of those on trails this time of the year.
(I think mine is western hemlock but I'm not certain.)
I've been making Christmas decorations since the middle of this month
and my mission this year is to find out which green would last the longest 
and/or prettiest by comparing a few different kinds 
(we're planning to go to a Christmas tree farm soon to get some more greens) . 
My wreath above is required some ribbons and ornaments, 
but I kind of prefer this simplicity. 

Tuesday, November 26, 2013


キャラメルのようなシロップが挟まったストループワッフル、
発音できないので、我が家では「蓋」と呼んでいます。
オランダの食材店に行くとついたくさん買ってしまう恐ろしいお菓子。
冬になると食べたくなるのは、
子どもたちのカップにワッフルをのせてあげるお母さんの姿が目に浮かんで、
ほっこりした気分になるからかしらん。

Winter is the best season for "the lids."
Well, they are actually Dutch syrup waffles called, "stroopwafels," 
but we call them "lids"
because people eat them after melting the caramel syrup inside 
by placing waffles on the top of hot cups of tea or coffee.
The steam melts the syrup and....... !

Sunday, November 24, 2013


I love feeling the warmth of the sun on cold days.

Saturday, November 23, 2013


大人の世界に足を踏み入れるということは、
冷蔵庫の中の卵からは
雛が孵らないということを知るときのように
ちょっぴり切ないことなのかもしれない。
生きるということは、
心の中に小さな「ガラス玉」を
少しずつ増やしていくことなのかもしれない。
そのガラス玉は欠けたり割れたりすることもあるけれど、
目が眩むほどにキラキラ輝くこともあるんだよ、
なーんてことを感じた午後。

It's not always easy to accept the happenings around us, especially when young,
but it is often necessary to cope with the reality to grow up.
I think living is a process of collecting small glass balls in your heart.
Those glass balls can be cracked or shattered sometimes
but they can also twinkle like crazy.

Book: The Vanishing Act by Mette Jakobsen

Wednesday, November 20, 2013


この国に来て今年で11回目のクリスマスなのですが、
もともと私も主人もイベントごとがあまり好きではないので
ここ数年は飾り付けもせず、義理の家族に会いにいくことをのぞいては
クリスマスらしいことをあまりしていませんでした。
でもイベントごとは必ずやって来るのだから、
どうせだったらできるだけ楽しんだほうが気分いいよねと思い直し、
今年はプランもたてて、いろいろ準備中。

手始めに、まずはたくさんのドライフルーツとシトラスピールをラムに漬け、
オレンジはポマンダーにするためにクローブをさし、スパイスでかぶせました。
ラム漬けは1週間置き、ポマンダーは2週間ほど乾燥させるのです。
部屋中にクリスマスらしい香りがしはじめました。

I have put a lot of dried fruits and citron peels in rum for baking
and made orange pomanders (now waiting for them to dehydrate).
The room is filled with good Christmassy aroma.
Have you started preparing for Christmas?


Tuesday, November 19, 2013


森を流れる時も、牧場(まきば)を流れる時も、
冬、氷の下を流れる時も、夏、炎熱のあひだを流れる時も、
お前は同じ姿に流れながら、季節と岸のために
昔ながらの新味を与へる。
美しい河よ、市(まち)の苦悩からのがれ得て、
人は時に来てお前の岸辺に坐して
静かなお前の波と一緒に
流れ去る歳月を感じ味わふ。

ヴァンサン・ミュズリ「河流」堀口大學・訳


ゆっくり過ごした午後のしめくくりに歩く川岸は、
楠みのないブルーライトで染められたような発色がきれいでした。

We walked along a river just before the sunset and enjoyed the view in blue. 


*ヴァンサン・ミュズリ(ヴァンサン・ミュゼリの場合も)についてネットで捜したのですが、
フランス語ばかり(読めません)で、日本語や英語ではほとんど出てきませんでした。
ヴァレリーやアポリネールと同時期に作品を残した方なので、
堀口大學氏の友人(または友人の友人)だったのかなあと思っています。

Sunday, November 17, 2013


たったひとつの目的のために、
それぞれ別々の場所から集まってくる
好みも年齢も職業も家族構成も異なる人々。
その目的とは、
何百年も前に作られた音楽に耳を傾けること。
(自分のペースで鑑賞できる)絵画などを観に行くのとは少し違う。
まるで個人的な行いのようであって
実はまったく見ず知らずの人々と
一時の感動をシェアすること。
映画と違ってポップコーンを食べたり、
上演中に大きなリアクションをとることもない(トークは除いて)。
同じ時に同じ場所で
同じ演奏家たちの奏でる音を共有するということは
まさに一期一会であって、
ただ静かに、時には息を潜めて、
人の身体が生み出す音に
集中することができる特別な時間。

演奏が始まる前に携帯の電源を切る人を見ながら、
音楽を聴きに行くということは
そういうことなんだなあと思っていました。
イェフィム・ブロンフマンさんのピアノ、
彼の大きな手が鍵盤を包み込むような演奏でよかった。

We went to share a few hours of our time with strangers to enjoy
some pieces of music that were made long long times ago.

Friday, November 15, 2013


毛糸をくるくる手で巻いた量は約1.2kg、長さにして約2000m。
下手のもの好きはお裁縫だけではなく、編み物にも反映しているのでした。
縁取りをピコットにするのが好き。

I hand winded balls of yarn (about 39 oz. or 2098 yards) before knitting.
I am not good at handcrafts, unfortunately, but I try anyway.
I have made a blanket with picots and my hubby's Thermos cozy so far.

Thursday, November 14, 2013


被写体のバックグラウンドが知りたくなるような深みのあるもの。
一種の静穏と影を潜めた神秘を感じることができるもの。
お友達の息子さんの作品はまさにそんな表現がぴったりに思いました。

I found both tranquility and profound mystery in the photographs by my friend's son.


Tuesday, November 12, 2013


使う度にイングリッシュガーデンの中へ飛び込んでいけそうだなあと思い、
タッキーな感じとぽってりとした厚みが可愛い食器を2客分買いました。
(私のはティーカップとサラダプレート)
70年ほど前のハンドペイントで、色の載せ方がひとつひとつ違っています。
昔、主人のおばあちゃまが使っていたような食器。
こんな雰囲気の食器には、パウンドケーキのような素朴なお菓子が似合うだろうな。

I fell in love with Spode's vintage hand-painted cups and plates at an antique shop.
They are a bit tacky, which I find very cute, and also very good in condition 
although they were made almost 70 years ago.
I think some simple baked goods would be great on them.
 I'm sure I will picture myself in a beautiful English garden every time I use them.

Pattern: Copeland (Spode) Romney

Sunday, November 10, 2013


ドアノブがたくさん入ったカゴを見つけ、
それらを集めるのが趣味のクララおばさん(奥様は魔女)を思い出しました。
アンティークショップはたくさんの不思議に出会える場所。

I found a stainless basket with old door knobs at an antique shop;
charming Aunt Clara from "Bewitched" came across my mind.
There are countless of marvels in antique shops and I love finding them.

母が送ってくれた手芸キットを使って
大切にしているフランス詩集のカバーを作ってみました。
気に入らなかったサイズや布で作る栞の部分は勝手に変更して、
余り糸を使って2本分の栞をつけました。
インストラクションには所要時間20分って書いてあったのに、
これひとつ作るのに2時間以上かかった...
お裁縫系は苦手、下手のもの好きです。

I made a cover for my favourite book of French poems.

Thursday, November 7, 2013


彼の文章を読むといつも
生きることをつい軽んじてしまっていることに気付き、
自己中心的な考え方を持つ自分に腹が立ちます。
誰かが必要としているとき、何も言わず肩を抱いたり、静かにただ頷ける人。
そういう優しい人になりたいって思う…

Book: Into Thin Air: A Personal Account of the Mt. Everest Disaster by John Krakauer

Monday, November 4, 2013


海でカヤックをする主人の姿は、じっと目を凝らして追っていないと
水上でどんどん米粒のように小さくなり、あっという間に見えなくなります。
2時間ほど時間が経ってふと顔を上げたときに
遠くから戻ってくる彼が見えるといつも必要以上にホッとする、
その瞬間が好きです。

葉っぱ、どんどん落ちていきますね。

I like the moment when I capture the figure of my husband on the sea
kayaking back to me.


時計を1時間後らせた昨日から冬時間。
我が家は2週間前に湯たんぽを使いはじめました。

We have started using hot-water bottles two weeks ago; the winter is here.

Friday, November 1, 2013


昨晩は道でたくさんの小さなスパイダーマンとすれ違いました。
フェイクキャンドルを入れた紙袋のランタンが山の道しるべになり、
仮装した子どもたちがバケツや袋にキャンディを入れる音が響いていました。

We passed five small Spidermen on the way home at the Halloween night.