Wednesday, August 27, 2014


1泊2泊のキャンプで眠る車の中の楽しさや快適さも、 
背中に溜まるような湿気や汗の気持ち悪さで目が覚めるようになる。 
毎日ごはんを作らなくていい気楽さも、 
自分で包丁を握れないことへに寂しさに変わる。 
ルームサービス付きの優雅で快適なホテル暮らしも、 
自分ではない誰かの手によって片付けられる部屋への違和感や、 
いつまでも待たされるエレベーターにイラッとしたりするようになる。 
旅が楽しいのは帰る場所があるからで、
おかえりやただいまが当たり前なのは、自分たちの居場所がちゃんとあってこそ。 
帰れる場所があるということはあたりまえのことではなくて、 
本当はずっとずっと尊いもの。 
 そんなことにじんわり気付く夏でした。

8月もそろそろ終わりですが、やっと新居に引っ越しました。
新居と言っても建物自体はとても古いタウンハウス。
まだ必要な家具をほとんど揃えていないので
ダンボールがいたるところに転がっていますが、
時間をかけて整えていこうと思います。

We've finally moved in our new home.

Wednesday, August 20, 2014


新居に入れるまでの数週間、
眠るのは車の中だったり、義母、義父の家それぞれのカウチだったり、
ホテルのベッドだったり。
今は街の真ん中にそびえ立つようなカジノ付きのホテルにて、
無駄に大きなキングサイズのベッドでPCを開いています。
窓の外には真っ青な田園風景とかオーシャンビューとか歴史的建造物なんていう
そんな贅沢さはまったくなくて、
私が過去10年近く住んだ町の平凡な情景が広がっています。
一応17階のマウンテンビューという名目ですので、
町の後ろには山が参列していて、
その中に私たちが暮らした山もあったりします。
平凡な情景だけれど、朝、昼、そして光が点る夜の風景それぞれは、
見慣れたただの雑多な町並みではなくて、
町のスピードも音も走行する車に反射する光の角度もみんな異なる様。

はじめてこの国に来たときにこの街の夜景を見て、
ピンク、ブルー、グリーンとカラフルに光る東京の夜との違いに驚かされました。
ポツンポツンと浮かぶ光はオレンジのようなゴールドとシルバーだけだったから。
あの頃は、掌の中に隠した蛍の光が消えないように祈るような想いで、
その情景の美しさを脳裏に焼き付けたい気持ちで一杯だったな。

I'm enjoying the view from the window of our hotel room.

主人と付き合いはじめたばかりの頃に連れてきてもらってから、
その後も1年に数回の頻度で通った馴染みのダイナー。
頼むのもいつも同じブレックファーストで、
ソーセージ、ハム、ベーコンの中から選ぶのはベーコン。
卵はイージーオーバーでパンは白。
自分でもあっという間に作れちゃうけど、
それを食べに、休日の朝わざわざお店に向かうのも楽しくて。
この日は、はじめて来たときにお母さんのお腹の中にいた赤ちゃんが
もう小学生になっていて、とってもとっても驚いたのでした。
新しい場所でも、こんな馴染みどころ、できるといいな。

The diner we kept going back was owned by a family with Chinese background
and they served both Western and Chinese food.
There had been tons of this type of restaurants around here,
but as the city grew and became modernized, many of those would quietly disappear.
At our favourite diner, we always had breakfast; 
my choice was easy-over eggs, bacon, and slices of white toast. 
Breakfast is easy to make (and cheap) at home, 
but it was always fun to go to the diner for it on weekends.
When my hubby (boyfriend at that time) took me there for the first time, 
the owner's wife was carrying a baby, who turned nine this year. Nine!
Coffee too hot to drink, day old newspaper, 
and this restaurnt's indescribable atmosphere of old and sweet...
Oh, I'll miss this place.

Wednesday, August 13, 2014


私が果樹園と呼んでいる友人のお庭で
どんどん落ちて仕方がないというりんごを少しだけ採らせてもらって。
ほっといてるのに毎年たくさんの実りを見せるという木々。
光と虫と土と風と雨。
自然との共存で生まれる果実はほんのり酸味があって
どこか懐かしい味がして美味しい。
「秋になったらブドウが待ってるよ」という嬉しい言葉のお土産を抱え、
主人との待ち合わせに向かう途中、ちょっぴりスキップしたりして。

Beautifully grown fruits from my friend's garden.

Saturday, August 9, 2014


これまで暮らした家を売り、新しいオーナーの方に昨日引き渡しました。
スタジオと呼ばれるスタイルの小さな小さなスペースでしたけど、
8年間ずっと私たちの我が家であってくれました。
9年前にここを買ったときはまだ更地の状態で、
山の上の澄んだ空気と夜空にくっきりと浮かぶ星が
とっても魅力的だったのです。
次のオーナーは自らそこに住むわけではないのですが、
それでもここが誰かの安息場所になることを願って、
小さくさよならを言いました。

We said our good-byes and thank-yous to our home of the past eight years.

Tuesday, August 5, 2014


ちょっと落ち着かない日々が続いていますが、
少しでもこの時期を満喫したくて今年も赤すぐりをたくさん買ってきました。

I'm surprised to find that July has already flown away!
Summer is halfway over? Already?? 
A thrilling event is waiting for us in September,
so we kind of need to stay put a little in August.
We are thinking to walk around the city as much as possible though.
Do you have any exciting plan in August?
I hope you do!
Enjoy the rest of the summer anyway!