Thursday, August 31, 2023


この夏最後かなあ、気温がとても上がり
良い天気が続いた週末、
3泊4日で遊びに来てくれた義父母と
お出かけ出来ました。
彼らが興味があったドラムヘラーでは
恐竜ではなくフードゥーの方へ。
もう肌を差すというより、自分がオーブンの中に入れられているような感覚の暑さでしたが、
青空が白っぽい山肌によく映えて良い感じ。
いつ見ても感動してしまう情景です。
そのドラムヘラーで入ったレストラン、
私たちのテーブルを担当してくださったのが日本人の方で
私が日本人だとわかったようで
忙しい中話しかけてくれました。
嬉しくなりますね。
ここにも頑張っている日本人、いました。

他にもファーマーズマーケットに行ったり、
ビッグヒルスプリングス州立公園で滝を見たり、
河辺でピクニックしたり。
まあまあ色々出来たかな。

ハプニングもありました。
実は滞在中義母が州立公園で
スマートフォンをなくしてしまい、
1度戻ったけれど、置き忘れたところにもうなくて、
電話を掛け続けても誰も出てくれなくて、
レンジャーに連絡したり、
トラッキングしたり(動いていた)、
色々しました。
数時間後にやっと拾った方が電話に出てくれて
(義母のスマホが鳴ってたけれど、
出方がよくわからなかったらしい)
彼女がいるのが
ちょうど10分ほどの距離だったので
近くのガソリンスタンドで待ち合わせて
主人と私で取りに行きました。
せっかくBCから来たのに
嫌な気分で帰ってもらいたくなかったし、
優しい人が拾ってくれて良かった。

とまあ、他にも色々ありましたが、
無事に滞在が終わってホッとしました。
義父母はもうあまり歩けないので、
行ける場所を探すのも大変なのですが、
楽しんでもらえてたらいいな。
彼らがあと何回こちらに来てくれるか
わからないけれど、
娘がとても楽しんでいたし、
せめてあと数年は続いて欲しいなと思っています。

Friday, August 25, 2023


娘のダンスのサマーキャンプも来週で終わり、
9月からの新学年の担任もわかり、
着々と夏が終わっていきます。
バンフではこの時期はじめての雪が降ったそう。

今年この町は例年より雨の日が多かったですが、
日本のニュースでも取り上げられている通り、
近隣では山火事が酷くて大変です。
今夜主人の両親がBCからやって来ますが、
今避難勧告の出ている火事の酷いケロウナの町を通る
ハイウェイが閉じられているので、
もうひとつのルートを使ってくるはず。
毎年酷くなる一方の山火事、
防止と対応の改善策はカナダの大きな課題です。

先週だったか、
スプレーパーク(水遊びが出来る公園)から帰って来てすぐ、
このコミュニティで襲撃事件がありびっくり。
あと5分家に入るのが遅かったら
襲撃犯を目撃していたかも!でした。
まあドラッグ関係だと思うので
すぐ警告もおさまりましたが...疲れる。

この夏は私と主人とそれぞれ病院通いが続いていて、
他にも隣人トラブルなど、色んなことがジワジワ続き、
地味~に疲れています。
だからなのか、今年は
何故か夏が終わるのが寂しく感じます。


先週末は自然をお休みし、
カルガリーの中華街のお祭りに行ってみました。
娘が楽しみにしていたドラゴンダンス、
丁度タイミングよく見ることが出来ました。
転んじゃった子もいてワチャワチャだったけれど、
子供たち可愛かったです。
中国の古箏(グーチョンというらしい)の演奏も聴いて、
そういえば、昔実家の母がお琴弾いていたな~と言ったら、
主人がもっと弾けばいいのに!と興奮しておりましたよ。
白人の方がいっぱいビデオ撮っていて面白かった。
琴ってアジア特有の形なのかなあ。

この日は主人が見つけてきた小さなベトナム料理のお店で
サブを買って公園でランチも楽しみました。
すんごい大きなサブ、
娘は半分も食べきれませんでした。

今週末は義父母がいるので、
一緒にどこに行けるかな。

Wednesday, August 16, 2023


Kootenay National Park, BC

もうほんとに、いつも同じような写真ばっかりで
しつこいのは百も承知です。

ところで、カナディアン・ロッキーと
アメリカ側の所謂コロラドロッキーは
なにが違うのかなと思って調べたら、
地理的なことに加え、岩の種類が違うそう。
カナダ側は石灰岩や頁岩などの堆積岩、
米国側は変成岩や火成岩で
主に構成されているんだそうです。
丸みを帯びた山と川の浸食によってできた
V字の渓谷が見られるアメリカ側と違い、
こちらは尖ったシャープな山や
U字の幅広い渓谷が見られることが特徴らしい。

カナディアン・ロッキーが形成されたのは
8000万年〜5500万年前の
大陸プレートが活発に移動していた時代で、
長い時間をかけて地殻の活動と氷河による浸食を繰り返し、
現在の山々や渓谷へと変わっていったそう。
地球の進化に関する情報の宝庫とも言われる通り、
カンブリア紀のバージェス頁岩化石地層、
先カンブリア時代の地層などが見られるそうで、
詳しいことはわからないけれど、
山々の地層の凄さは、
素人目にもはっきりわかります。

水色の川、これはKootenay Riverです。
まわりには大きく白っぽい石がたくさんあったのですが、
クオーツ(石英岩)だそう。
カナディアンロッキーにはこういった岩や石、
珍しい植物、たまに動物が落としていった角、
化石などがあるのですが、
小さな河辺の小石でも持ち帰るのは禁止されています。
娘がよく花を摘みたがったり
変わった形の石を持って帰ろうとするので、
ダメだよーととめるのですが、
気持ちはわかるなあ。
宝物見つけたみたいだもんね。

湖も川も氷河の溶けた水なので
かなり冷たいのですが、
夏が終わる前に河辺で水遊びしたいな。

Tuesday, August 15, 2023


Olive Lake,
Kootaney National Park, BC

ロッキー山脈はハイウェイ沿いに沢山の湖、川、
絶景ポイントなどがあって、
車に乗っては降りて、の繰り返しなのです。
ハイウェイから見えたオリーブ湖、
グリーンが輝いていたのでここにも寄り道。
湖を見る角度からエメラルドに見えたり、
暗く見えたり、近寄れば透明だったり。
晴れの日がやっぱり一番水の色が美しく見えます。
なかなかの神々しさ。

Sunday, August 13, 2023


Scenery from a look point near the village of Radium Hot Springs, BC


Cynclair Canyon in Radium Hot Springs,
Kootenay National Park, BC


Kootenay National Park, BC

ヨーホーの後はバンフに戻り、
今度は別のハイウェイを使ってクートゥネイ国立公園へ
レディアムホットスプリングスは
温泉の村で人気がありますが、
カナダあるあるで国が管理している温泉は
日本の市民プールのようになっていて、
正直全然雰囲気がないので我が家はスルーです。
見た目、本当に市民プール。
自然の中で涌き出ているところもあって
自己責任で入ることも出来るらしいけれど、
私は見つけたことがありません。

レディアムの村自体は小さくて可愛いし、
カフェやレストランは勿論、
遊具やスプレーパークもあるので、
泊まりがけでも、
ロードトリップの休憩場所としてもいい感じです。
またここにはシンクレアーと呼ばれる渓谷があり、
その一部に穴を開けて
ハイウェイを通したそうですが、
その穴が人の手で削られて作られたものだそうで
圧巻なのです。
ここを通る度に息を飲む...。


Spiral Tunnel, Yoho National Park, BC


Field, BC


Takakkaw Fall, 
Yoho National Park, BC


あまり知られてないけれど、
自然世界遺産であるロッキー山脈は
実はカナダからアメリカのニューメキシコ州までにかかる
山脈の総称で、4800kmあるそうです。
カナダに位置するのがカナディアンロッキーで、
1460kmほどの山脈が
BC州からアルバータ州にまたがっています。
その中で世界遺産に登録されているのが、
クートゥネイ国立公園(BC)、ヨーホー国立公園(BC)、
バンフ国立公園(AB)、ジャスパー国立公園(AB)、
そして他3つのBC州立公園
(アシニボイン山、ロブソン山、ハンバー州立公園)で、
みんな繋がっています。
まあ、とにかく広いです。
(語彙がなくてどれほど広いか表現できません...)


土曜日の朝は早起き。
バンフ国立公園を越えて、ヨーホー国立公園へ。
バンフからヨーホーに入るとすぐに見えるのが
山脈に作られた鉄道トンネル。
ちょうど列車が通り抜けていくところでした。

何せ地図を見ずに出かける主人なので、
ヨーホー内に位置するフィールドという所の
インフォメーションセンターで
ヨーホーのおすすめスポットを聞いたら、
まだ朝の8時過ぎでも
有名なエメラルド湖はもう混んでいるだろうとのことで
タカカウ滝を勧められたので行ってみました。
ちなみに、このタカカウ滝へのアクセスは
6月から10月しかオープンしておらず
キャンパーなどの大きな車は通ることが出来ないそうです。

滝への入口にパーキングがあると思うのですが、
主人の意向で、私たちは道の途中で車を降りて
ハイキングがてら滝へ向かうことに。
カナダって
標識のない小さなトレイルがたくさんあって、
自己責任ですが進むことが出来ます。
こういう行き当たりばったり系、
主人が好きでね...。
とはいえ、ここはとても簡単なトレイルで
あっという間に入口に到着しました。
タカカウとは、先住民族クリー族の言葉で
「magnificent 壮大」という意味だそうで、
滝の落差は何とあの有名なナイアガラの滝の
5倍以上だそうです。

滝の近くは360度、どこを見ても絶景でした。
日中気温がどんどん上がっていくものの、
滝の飛沫が当たって気持ちがいい。
自己責任ですが、
岩山を登って滝壺のすぐ近くまで行き
壮大ですごいパワーを感じてきました。
この自然のすざましさ...を
そのまま写真には写せないのが残念です。
ここはまた是非行きたいな。