Monday, June 24, 2024


やっと初夏らしい気候になってきました。
丘はワイルドフラワーが満載です。
普段は鹿の親子をよく見かけますが、
今朝は小さなヘビが横切るのを見ました。
お腹が黄色い鳥も最近よく見かけます。
毎日歩いている丘も、日々表情を変え、
新しい発見があります。
今年はフラックスの花がすごくて
ヒラヒラ風に靡く姿が爽やかです。

我が家のハーブもまあまあ頑張っています。
特に去年リンゴの木の下に植えたチャイブが
わっさわさですごい。
タイムもミントもローズマリーも
まあまあ大きくなりました。
ここはハーブもほぼ一年草扱いですが、
チャイブとミントは冬越ししてくれます。
ミントは地植えでもそこまで増えないので、
気になったときだけ抜くようにしています。
今年は娘が好きなスナックサイズの
パプリカの寄せ植えを買っておいたのですが、
もうすでに収穫できています。

食卓も鮮やかになってきました。
久しぶりのケールのサラダ、
キノアとスウィートポテト、
たっぷりのパルメザンチーズに
ライムのドレッシングで美味しいです。

Sunday, June 23, 2024


Lethbridge, AB


High River,AB

南アルバータ旅行最後の目的地は
宿泊先に選んだレスブリッジでした。
ここには有名な日本庭園があるそうでしたが
もうくたくただったので観光はせず、
レストランやホテルでゆっくりの1日。
(実は着いた日は風が竜巻のようで
砂が舞っていて歩くのが大変だったのでした。
レストランに行くのもやっと。)
ホテルは主人が選んでいましたが、
南国ジャングルちっくなところがなかなか良く、
部屋のベランダからも良い眺めで、
読書とお茶ばかりしていました。

帰り際には大学近くのトレイルを歩いてから
午後に帰路に向けて出発。
途中TVドラマ「Heartland」のロケ地のひとつである
High Riverという可愛い町に寄って休憩しましたが、
夕方には家に帰ってこれました。
短かったけれど、楽しいロードトリップとなり満足です。

車で遠出する度にいつも思いますが、
この国って何て広いのだろう。
行っても行っても先がある感じです。

さて、次はどこに行けるかな。


◯南アルバータ旅行◯

ウォータートン国立公園
その1 (Wildflowers in Waterton areas) 
その2 (Red Rock Canyon) 
その3(Cameron Lake)
その4 (Cameron Falls) 
その5 (Waterton-Gracier International Peace Park)
その6 (Waterton Lakes)
その7 (Prince of Wales Hotel)

ライティングオンストーン州立公園 

Friday, June 21, 2024


日本のお土産を少し。

もうかなり前の写真ですが
日本滞在中に伯母から頂いた
八女のお抹茶と乾菓子はカラフルで春らしく、
日本らしい可愛いさでした。

お皿はマカロンをのっけたら可愛いかと思って
デパートの食器売場で選びました。
主張しないシルバーの花柄が好き。


こちらはデパ地下で見つけた最中。
お湯を注いでスープができる
芸術的で日本らしいお土産です。
最中を割ってお椀に入れてお湯を注ぐだけですが、
最中は溶けてべちゃべちゃになるんじゃないかと思って、
先に中身だけお湯に注いでみました。
聖護院かぶらと野沢菜、美味しかったです。

娘はチューリップの形のスープも選んでいました。
他にもお茶漬けとか雑炊とかあって
選ぶのに時間がかかってしまいましたが、
選ぶのも楽しかったです。


日本ではお買い物三昧でした。
(でもすでに、食べ物はほぼ食べ尽くしました)
娘はここぞとばかりにあれよこれよと買っていて
毎度のことですが、スーツケースパンパン。
運ぶのがものすごく大変でした。
日本はお買い物もすごく楽しいけれど、
たくさんありすぎて目移りしてしまいますね。
お金がいくらあっても足りません。

Friday, June 14, 2024


Writing-on-Stone Provincial Park, AB

インフォメーションセンターがあり、
様々な展示がされているので
当時の人々の暮らしや思想、習慣が分かります。
歴史や地理的説明の他、
儀式や祈祷時に使われた道具や
子供たちのおもちゃの展示もあり、
体験も出来ました。
私が気になったのはお人形。
当時ヨーロッパから移住してきた子供の人形は
布、または陶器でできていて、
人間により近い風貌に作られていました。
対し、ブラックフット族の子供の人形も
布でできていましたが、
洋服は動物の革、髪の毛は馬の尻尾の毛で
抽象的。
顔はのっぺらぼうです。
これは精霊、悪霊などの魂が
人形に乗り移らないようにするためだったそう。
こういう慣習は色んな地域で見られますが
面白いです。

ところで、この地域はヘビが多く生息しているらしく、
ヘビ注意の看板が沢山ありました。
ヘビの種類は3種類で
特にがらがらヘビが多いとのこと。
5月でも結構見るので、
見つけてもスルーしてね。
手を出さなければ何もしないよと言われましたが、
私たちは遭遇しませんでした。
ちなみに主人と娘は平気ですが、
私はヘビが苦手です。
でもヘビの脱け殻を触って良いよと言われて
触ったのは私のみ。
水族館でイソギンチャクに触るのもいつも私のみ。
何だかんだで、
いつも私にはやらせて自分たちはやらないのよね。
(最後の写真がヘビの脱け殻です。)

Sunday, June 9, 2024


Writing-on-Stone Provincial Park, AB

ウォータートンを離れ、
東方向へ小さな村や町を通り抜け、
次に向かったのは
ネイティブの言葉でアイシナイピ(Áísínai’pi)
というアルバータの州立公園、
Writing-on-Stone Provincial Park。
ユネスコ指定です。
以前ブログのお友達に教えてもらっていたけれど、
我が家からは距離がありなかなか来れなかった場所です。
ユネスコ指定と言えば、ウォータートンの北部にバッファローのいる
Head-Smashed-In Buffalo Jumpという場所があります。

フードゥーの連峰?とでも言うのかしら。
ドラムヘラーのフードゥーも良かったけれど、
このダイナミックさは...ユネスコだわ。
ここはネイティブアメリカンである
ブラックフット族をはじめ
いくつかの種族が住んでいた場所で、
砂岩の壁などに彫刻(ぺテログラフ)や
絵画(ピクトグラフ)が残されているのですが、
それは精霊からのメッセージなのだそうです。

ツアーだと一般では見られない壁画が
見られるよと言われたのですが、
私たちはハイキングをしたかったので
参加しませんでした。
でもこの情景を見られただけで充分です。
それにトレイルだけでも、
かなり風化してしまっていますが
ぺテログラフを見ることが出来ました。
流れているのはMilk Riverで、
氷山の溶水と共にこの地形を作ってきたそうです。
もう、とにかく凄い、の一言で
別世界にいるみたいでした。
なんだか「風の谷のナウシカ」みたいな情景。

ところで娘は、ヤッホーの代わりにいつも
ナーツィゴンニャーと叫んでいます。
ライオンキング......

それにしても、インディアン、ネイティブアメリカン、
ファーストネーション、インディジネス...
名称が度々変わるので、現在は何が正解なのでしょうか。

Friday, June 7, 2024


Prince of Wales Hotel,
Waterton Lakes National Park, AB

ウォータートンの村の入口に煌々と聳え立つのが
プリンスオブウェールズという歴史あるホテル。
前回このホテルの姿を見たときから
主人はここに泊まりたいと言っていたので、
今回の旅ではここに2泊することにしました。
ウェールズということもあり、
ベッドスプレッドなどは赤いタータンで、
ホテルの従業員もお揃いのタータンを着ていました。
娘には
どうして男の人がスカートを履いているのかという
質問をちゃんと頂きました。
あれはね、スカートじゃなくてキルトって言って...
とお決まりですね。

このホテルの美しさは、
何と言ってもロビー、レストラン、
そしてラウンジバーの窓越しの景色にあり、
毎晩8時にはロビーでホテルの歴史案内も
聞くことが出来ます。
暗くなったら、この窓からきれいな星空や
オーロラが見えるかと思ったのですが、
眠くて真っ暗になるまで待てませんでした。
でも夜はホテルのバーで晩酌し、
ランチにはレストランで
娘とアフタヌーンティーを楽しみました。
アフタヌーンティー、
セイボリーもスイーツも美味しかったです。
紅茶はバンフにあるJolene'sのものでした。
ちなみに娘はスコーンとラズベリーパイ、
きゅうりのオープンサンドに
ピスタチオのビスコッティが気に入ったらしい。
私はコーヒーのシュークリームが好きでした!

1927年に建てられた古いホテルなので
お部屋が小さめだったりしたのですが、
良い経験になりました。