Saturday, March 2, 2019


お買い物に行くときは
ショッピングバッグの中にプロデュースバッグを入れて。
ちょっと考えてみれば、
お買い物でゴミを減らすことが出来るんだと
嬉しくなります。

My shopping buddies.



ゼロウェイスト(ロウウェイスト)という言葉は強く感じるけれど、
そのアイディアのいくつかはすでに実践していることだったので、ちょっぴりハードルが下がりました。
例えば買い物にいくときに
自分のエコバッグを持って行くこともそのひとつ。


食品の買い物で現在実践しているのは、
プラスティックや発泡スチロールの容器に入ったものは
なるべく買わないということです。

なので我が家では

①ビニール袋をもらわない(使わない)
②ばら売りで買えるものはばら売りで買う
③たくさん消費するものは大きいものを買う

ということを意識してお買い物をしています。

①ビニール袋をもらわない(使わない)

これを実践するために
綿でできたプロデュースバッグを使っています。


写真の右の茶色いバッグはエコバッグ、
その外は主に青果物を入れるのに使う
プロデュースバッグです。

日本ではどうなっているのか覚えていないのですが、
カナダでは青果物の多くはばら売りの状態で置かれているので、
備え付けのビニール袋に欲しい数を入れます。
みかんやブドウなど袋入りで売られているものもありますが、
大らかな国なので、値段が重さで決められている場合、
専用の袋から欲しい分を出して買っても文句言われません。
(物によっては袋でいくら、の場合もあります)
りんごなど、たくさんの種類がある場合
野菜果物にシールがついているので、
レジではそのシールでどの種類(=値段)か
分かるようになっています。
プロデュースバッグは
その備え付けのビニール袋の代わりに使います。

これ、取り入れたのは2ヶ月前と最近なんです。
プロデュースバッグの存在は10年以上前から知っていたのですが、なかなか使う勇気がでませんでした。
でもあるときよく行く八百屋さんで
布袋を使っている人を見かけ、触発されました。
これを使っていて実際お店の方になにか言われたことはありません。
野菜などを入れるビニール袋は使い道もなく
速攻リサイクル行きだったのでもったいなかった。
もっと早く使えばよかったです。


一番最初に使い始めたのは、
写真右下のEco Bagという会社のもので、
バンクーバーのお店で買いました
(このお店に関してはまた別の機会に)。
コットン(綿)100%でアメリカ製。
メッシュになっています。
私はMサイズ3枚で始めたのですが、
すぐ3枚ではとうてい足りないことに気付き、
1度も使っていなかったコットンのピローカバーを使って5種類、自作しました。
写真左の白い巾着がそれです。
我が家はレモン1個とかシャロット1つとか、
小さい買い物をすることも多いので、
ミニミニサイズの袋も作りました。
メッシュだとサラダ菜などの葉物の水分が漏れちゃいますが、
布袋はその水分を吸い取ってくれるのでいい感じです。
他にも豆などを量り売りで買うときにも使えて便利。
今度はパンなど大きいものを入れる巾着もひとつ増やしたいです。
また写真上の白いメッシュのバッグは
一度編んでみたかったので、コットンの毛糸で編みました。
リンゴやジャガイモなどを入れています。

②ばら売りで買えるものはばら売りで



ナッツ、乾燥豆、粉、グミなどのお菓子、製菓用品など、
買えるものは量り売りで買っています。
Bulk Barnという量り売りのチェーン店をよく利用しますが、
Whole FoodsやSafewayなどでも使えます。
これには上記した布袋の他に、
ガラスの空き瓶なども使います。
瓶はきれいに洗って乾かしてあるものなら大抵オッケーですし、
ヨーグルトやサワークリームなどが入っていたプラスティック容器でも使えると思います。
お店では、自分の瓶の重さをお店の人に量ってもらってその重さを記しておきます。
そのあとで欲しいものを瓶に入れます。
Balk Barnでは商品の番号を自分で書いて
レジに持って行き計ってもらって清算ですが、
自分で計って金額のシールを貼ってから
レジに持って行って清算のお店もあります。


この写真は、
プロデュースバッグを使い始めた頃の買い物の一例です。
バッグが足りなくてビニール袋をたくさん使っていますし、プラスティックが多いです。
(改善したことについてはまた)。

瓶ではなくフラットなガラス容器は
お肉屋さんと魚屋さんで主に使っています。


お肉などを買うときに「これに入れてください」と言うだけです。
これまで一瞬考える人もいましたが、
断られたことはありません。
値段のシールをペタンと貼ってくれます。
(この日はお店の人が間違えて、
値段のシールを逆に貼っていますが・・・)

この方法を知ったときは目から鱗でしたが、
勇気を出してやってみたら呆気ないほど簡単でした。
重いのが難点ですが、ゴミは圧倒的に減りますよ。
スーパーでもパックになったものではなく
カウンター越しでオーダーすれば
自分の容器に入れてもらえます。
量り売りのハムやチーズもです。

ブッチャー(お肉屋さん)では、
容器を持っていなくても紙に巻いてくれるので、
これだけで発泡スチロールとラップは減らせるし、
我が家はポイントを貯めているので
スーパーよりもお肉屋さんで買うことが多いです。
お肉屋さんだとホルモンなし、
grass fed(これって日本ではなんていうんでしょうか)だし、
どのお肉がどこの農場から来たのかが分かるので好きです。
ただ、紙はワックスペーパーなのでリサイクルできません(普通の紙だったとしても血がついたりすればリサイクルできませんが・・・)。

でも我が家も毎回これができるかといったら
出来ないとき(しないとき)もあります。
完璧にはなかなかできません。

ちなみに、写真の赤い紙に包まれているのは牛挽き肉です。
買い物に行くのが夜だからかもしれませんが、
牛挽き肉はすでにいつも紙に巻かれている状態です。
豚挽き肉はその場で挽いてくれるのですが。
もしかしたら牛挽き肉の需要が多いからかもしれませんね。

③大きいものを買う

実は私はたくさんの量を一度に買ってストックするという方法が苦手なのであまりしてないのですが、
例えばベーキングが好きな方は小さい袋の小麦粉をちょくちょく買うより、
大きな袋をドーンと買った方が、
1年間に出るゴミは少なくなります。
友人は食材の多くをCostcoで買っていますが、
お米、小麦粉、果物、調味料などすぐなくなるので大きいものが便利だそうです。
我が家もお米は8キロ、あとは鶏肉は一度に大量に買って冷蔵(冷凍)保存しています。

日本で量り売りというのはあまり一般的ではないでしょうし難しいかもしれませんが、
たとえば調味料はプラスティックではなくガラス瓶に入っているものを選んだり、
野菜は直売店で買ったり、
お魚やお肉のパックをビニール袋に入れて持ち帰るのをやめるだけでも、違ってくると思います。



我が家はもちろん完璧ではないし、
改善したいと思っていることはたくさんあるので、
これからも少しずつ「我が家の変化」をシェアしていきたいと思います。
あくまでも経過ですので、
長い目で見守ってください☺

他にお買い物時に出来るエコなアイディアがあったら教えてください!

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