今回はリストのル・マル・デュ・ペイ、シューマンのトロイメライ、
それに大好きなアラウの名までがひょっこり登場。
巡礼の年は今度ゆっくり聴いてみることにしよう、
アラウのリストのCDも探してみようなどど、
クラシックだけでなくジャズやポップスも出てきて、
生活の中に音楽があるのではなく
音楽によって彼の世界が作り上げられているように感じたり。
音楽によって彼の世界が作り上げられているように感じたり。
ただ彼のフィクションを読み終えたときはいつも
涙のような雫がポチャンッと心の中に落ちる音がして、
閉め切った窓をそっと開けたくなるのです。
「のんきと見える人々も、心を底を叩いてみると、どこか悲しい音がする」
という漱石の猫の声が聞こえてくるかのようで。
閉め切った窓をそっと開けたくなるのです。
「のんきと見える人々も、心を底を叩いてみると、どこか悲しい音がする」
という漱石の猫の声が聞こえてくるかのようで。
I always end up wanting to listen to the music pieces written in his books
after reading Murakami.
after reading Murakami.
Book: 村上春樹「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」
Music: Le mal du pays from Annees de pelerinage: Suisse, S. 160, #8 by Franz Liszt
piano played by Lazar Berman
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