Saturday, January 24, 2015


春に向けて雪を掻く人。
その人の着ているケープの色。
まるで幻想の世界。
雪の真っ白さとハッとするほど美しいブルーのコントラストを
より一層きわだてさせるのは空からの光。
真っ暗な廊下や部屋に灯る月や火の光、
祈人の背中を照らす光、食堂に差し込む光、
食事を準備する人の手元にかかる光。
私には静寂の中に響く音よりも
影を作り出す光のほうが印象に残っていて、
ふだんの生活の中に注がれる光の豊かさに、
もっと眼を向けていたいと思ったのでした。

観たかったドキュメンタリー、縁あってやっと観ることが出来ました。

Made me want to look for the lights that the sun and moon naturally create every day.

Film: Into Great Silence by Philip Gröning (邦題:「大いなる沈黙へ」)

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