Wednesday, November 5, 2014


"Ei! wie schmeckt der Coffee süße,
Lieblicher als tausend Küsse,
Milder als Muskatenwein."
from J. S. Bach's "Schweigt stille, plaudert nicht (Kaffekantate)"

散歩に出ることも、流行のスカートも、
窓から外を眺めることさえ禁止にされても、
大好きなコーヒーだけは飲みたいという娘さんと、
その娘に手に余した父親とのやりとりが歌われた風刺劇。
千回のキスよりもマスカットのお酒よりも甘いコーヒーは
一体どれだけ甘かったんだろう・・・。
テンポがよく楽しい雰囲気が好きで、
これを聴いていると
キャラメルやトフィーが入ったお店で飲む
甘〜いコーヒーも飲みたくなります。
普段はブラックで飲むのが好きなんですけどね。

"Ah! How sweet the coffee tastes,
Sweeter than a thousand kisses,
Milder than muscatel wine."
from J. S. Bach's "Be still, stop chattering (Coffee Cantata)"

Music: "Schweigt stille, plaudert nicht (Kaffeekantate)"  by J. S. Bach
歌手の演技(?)も可愛い。ソプラノはアン・グリムさんです。

2 comments:

  1. kanaさん、おはよう〜♪
    こんな楽しい風刺劇があるのね〜。kanaさんは私の知らないことをたくさん知っていて、こうして紹介してくださるから嬉しいです。彼女が愛した甘い甘いコーヒーと、それを飲み干したときの彼女の満たされた笑顔を思い浮かべてしまいました。
    この一枚の写真にも媚薬のコーヒーの雰囲気が漂っています。

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    1. papricaさん、おはよう〜
      私もね、バッハばかりを聴いてみようプロジェクト(と、勝手に命名。メンバーは私ひとり(≧∇≦))を始める前まではバッハって教会音楽ばかりの地味〜な作曲家だとばかり思っていたんですよ。でも彼は世俗的な日常をモチーフにたくさんのカンタータも残していて、なかなか面白い作品も残しているんですね。
      伝記を読むと、バッハも人間味に溢れた人だったんだなぁとか、意外な発見があって面白いです♪

      コーヒーカンタータが出来たとき、そのモデルになった娘さんはどう思ったのかな〜
      私がモデルになったのよ!と喜んだかな?それとも恥ずかしくてコーヒーを飲むのをやめちゃったかしら?それはないかな。
      紅茶を含めお茶も当時は高級なものだったと聞きますし、コーヒーなんてほんとうに媚薬のようなものだったのかもしれませんね!

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