Sunday, April 13, 2014


春の風は遠くで響く海鳴りのように囁く
その温かい風に揺れ、桜の花は舞い落ちる
どんな音だったらその様子をきちんと表現できるかな
ひらり、ぱらり、さらり、なんて、やっぱり平凡すぎるかな
満開の直前が一番美しいとよく言うけれど
誰かの髪に流れ落ちる姿とか
風に乗って身を宙に放つ姿のほうが
私はずっと好き
静かに落ちて寄り合う花びらたちは
まるでピンクの絨毯みたいに
地面にハート色の海原をつくりだす
そんな姿もとても好き
水面を優しくなぞるように
深い呼吸を続けてその海を渡れたらいいのに
他の誰かが立てた飛沫には気付かないフリしながら
前を進むボートにそっとついて行けたらいいのに

===

10代のときに書いた詩を見つけてしまった時の気恥ずかしさといったら。

I found a piece of paper with a poem about cherry blossoms.
I remember I wrote it when I was a teenager.
I love the way fallen pink petals create carpets on pavements.
Doesn't one of those kind of pink carpets remind you of an ocean?
A pretty pink ocean?

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